宮島の花火大会2026完全ガイド

宮島の花火大会といえば、世界遺産・嚴島神社の大鳥居を背景に打ち上がる「水中花火」ですよね。あの光景、一度は見てみたいと思っている方も多いはず。でも実は2019年に約50年続いた「宮島水中花火大会」が終了していて、2025年に新しい運営体制のもと「厳島水中花火大会」として復活したので、ちょっと状況が分かりにくくなっているんです。

この記事では、宮島の花火大会がどんな歴史をたどって今の形になったのか、そして2026年の開催情報について、現時点でわかっている公式な内容だけをギュッとまとめてお伝えします。

ネット上には「宮島水中花火大会が復活する」なんて誤情報も出回っているので、正しい情報をきちんと見分けることも大事なポイントです。

これから宮島の花火大会を見に行きたいなと考えている方に向けて、アクセス方法や見どころ、注意しておきたいことまでまるごとご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

宮島の花火大会の歴史|「宮島水中花火大会」から「厳島水中花火大会」への変遷

宮島水中花火大会の始まりと終了の経緯

宮島の花火大会の原点は、1973年(昭和48年)に宮島町の夏祭り行事として始まった「宮島水中花火大会」です。

水上で点火した花火玉を次々と海中へ投げ込み、海面でパッと爆発させる「水中花火」を中心に、尺玉も含めて約5000発が打ち上げられる、なかなか大規模な花火大会として、約50年もの間地域に愛されてきました。

最盛期には島内に約5万人、対岸の大野地区など島外からも約25万人が訪れ、周辺の海には500隻を超える観覧船が集まるほどの人気イベントだったんです。ただ、こうした大規模な人出に対する安全対策の難しさから、2019年の開催を最後に幕を閉じることになりました。

長年続いた伝統行事が終わってしまったことで、地元では「惜しい」という声がたくさん上がっていたものの、その後はしばらく小規模な花火企画が単発で実施される程度にとどまっていました。

厳島水中花火大会として復活した理由

2019年の終了から約6年が経った2025年、新たな実行委員会の手によって「厳島水中花火大会」という名前で本格的な花火大会が見事復活しました。

これは旧来の「宮島水中花火大会」とは別の新しい実行委員会が、世界遺産・嚴島神社のもとで古くから宮島で愛されてきた水中花火大会の伝統を次の世代へつなぎたいという想いから、地元自治体・企業の協力を得て新しい形で立ち上げたものなんです。

2025年の開催では「被爆80年 平和への願いを宮島の夜空へ」というテーマが掲げられ、平和への願い・次世代への伝統の継承・広島県の地域活性化という3つの想いが込められました。

こんな背景もあって、厳島水中花火大会はただ花火大会が復活したというだけでなく、宮島の歴史と平和への願いを未来へつなぐ、ちょっと意味深いイベントとして位置づけられています。

名称変更にともなう運営体制の違い

「宮島水中花火大会」と「厳島水中花火大会」って名前が似ているので混同しやすいんですが、実は主催団体がまったく違うので、ここはきちんと整理しておきましょう。

昔の宮島水中花火大会は宮島町(現・廿日市市)を中心とした地域の夏祭りとして運営されていましたが、厳島水中花火大会は新しく作られた「厳島水中花火大会実行委員会」が主催し、廿日市市や商工会議所などの地元団体、それから企業の協力を得て運営されています。

2025年の大会では、広島にルーツを持つSUPER EIGHTの村上信五さんが大会公式アンバサダーを務め、アンカー・ジャパン株式会社が冠スポンサーとなりました。

花火の制作には、秋田県の「大曲の花火」で知られる花火師の齋藤健太郎さんが起用されていて、伝統的な水中花火の魅力を最新の花火技術で表現する大会として注目を集めています。

宮島の花火大会(厳島水中花火大会)2026年の開催情報|現時点で分かっていること

2026年の開催日程は未発表

2026年6月時点では、厳島水中花火大会実行委員会から2026年の具体的な開催日程はまだ公式に発表されていません。

ちなみに2025年の開催については、廿日市市などで構成する実行委員会が同年4月8日の記者会見で「10月18日開催」を発表したという経緯があります。このパターンを踏まえると、2026年も春先から初夏ごろにかけて公式発表が行われる可能性は考えられますが、これはあくまで過去の傾向から考えられる参考情報であって、必ずこの時期に発表されると確定しているわけではありません。

ネット上には「2026年10月18日に開催」とはっきり日付を書いているまとめサイトも見かけますが、これは2025年の開催日をもとにした予想や、公式発表に基づかない情報である可能性があるので、現時点では確定情報として受け取らないようにしてください。

確実な情報を知りたい方は、必ず厳島水中花火大会の公式サイトでの発表をチェックするようにしましょう。

なお、厳島水中花火大会としての開催実績はまだ2025年の1回だけなので、「例年だいたいこの時期」とはっきり言える段階ではありません。前回が10月18日だったということは参考程度に頭に入れておくとよいですが、あくまで1回分の実績にすぎず、2026年の日程を保証するものではない点にご注意くださいね。

2025年(前回)の開催概要を振り返る

2026年の開催情報を考えるための参考として、前回2025年の開催概要をおさらいしておきましょう。2025年の厳島水中花火大会は、2025年10月18日(土)に開催されました。

打ち上げ時刻については、実行委員会が4月の発表時点では18時15分から18時45分までの30分間と案内していましたが、開催が近づいた8月時点の情報では18時30分から19時10分ごろと案内している花火情報サイトもあり、案内によって時間帯が少し異なっていたようです。

打ち上げ場所は宮島沖(大野瀬戸)で、約2,500発の花火が世界遺産・嚴島神社の大鳥居を背景に打ち上げられました。

観覧席はすべて有料の事前購入制となっていて、個人協賛席としてのチケットは、ファミリーマートのイベント予約サービス「EVENTIFY」を通じて販売されました。なお、雨が降っても基本的に決行とされていましたが、強風・雷・台風などの荒天や地震、公共交通機関の大規模な乱れなど安全が確保できない状況になった場合は中止になることもあり、中止になった場合は延期しないという運営方針が示されていました。

最新情報の確認方法

厳島水中花火大会の開催日程やチケット情報は、公式サイト(hanabifes.com内の厳島水中花火大会ページ)でその都度更新されます。

また、廿日市市の観光公式サイトや一般社団法人宮島観光協会の公式サイトでも、交通規制や臨時駐車場などの関連情報が発表されることがあるので、合わせて見ておくと安心です。

花火大会の専門サイトやニュースサイトでも開催情報が取り上げられますが、先ほどお伝えしたとおり公式発表前の段階では推測情報が混ざっていることもあるので、最終的な判断は必ず公式サイトの発表内容をもとに行うようにしてくださいね。

チケットを希望する方は、過去の販売実績から発表後すぐに購入希望者が集中することが想定されるので、公式サイトや公式SNSをこまめにチェックしておくのがおすすめです。

宮島の花火大会(厳島水中花火大会)へのアクセス方法

電車でのアクセス

厳島水中花火大会の会場は宮島沖で、最寄り駅はJR西日本または広島電鉄の「宮島口駅」です。

宮島口駅からは歩いてすぐの距離にフェリー乗り場があり、そこからJR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船に乗って宮島へ渡ることになります。

なかでもJR西日本宮島フェリーは大鳥居の近くを通る航路を取っているので、海上から嚴島神社の大鳥居を眺めることができ、会場へ向かう道中からすでに花火大会の雰囲気を楽しめますよ。

花火大会当日はフェリーや駅周辺がかなり混雑することが予想されるので、時間に余裕を持って移動し、できるだけ早めに会場周辺へ着くようにしておくと安心です。

車でのアクセスと駐車場事情

車で訪れる場合は、宮島口周辺にある駐車場を利用して、そこからフェリーで宮島へ渡るのが基本の行き方です。宮島は本州と陸路でつながっていない島なので、車で来た場合でも橋を渡って直接会場まで行くことはできず、必ずフェリーへの乗り換えが必要になります。

花火大会当日は会場周辺の交通規制が実施されることが多く、宮島口周辺の道路や駐車場もかなり混雑することが予想されます。

過去の開催時には臨時駐車場が用意されたこともありますが、台数には限りがあるので、満車になってしまう可能性も十分考えられます。

そのため、車を利用する場合でも最終的にはフェリーへの乗り換えが必要になることを踏まえて、できれば電車やバスなど公共交通機関を中心とした移動プランを立てておくのがおすすめです。

当日の交通規制と混雑への対策

花火大会当日は、会場周辺の道路で交通規制が行われるとともに、フェリーやJR・広電の宮島口駅周辺でかなりの混雑が発生することが見込まれます。

特に花火が終わった直後は、帰りのフェリーや電車に乗客が集中するので、けっこう長い待ち時間が発生する可能性があります。

混雑を避けたいなら、花火終了直後の移動を避けて少し時間をずらす、あるいは島内や対岸のホテルに泊まって翌日ゆっくり帰るといった計画を立てるのもひとつの手です。

いずれの場合も、最新の交通規制情報や臨時運行情報は、廿日市市観光公式サイトやフェリー会社の公式サイトで事前にチェックしておくことが大切ですよ。

宮島の花火大会の見どころ・楽しみ方

水中花火という唯一無二の演出

宮島の花火大会いちばんの見どころは、点火した花火玉を海中に投げ込んで海面で爆発させる「水中花火」という演出です。

普通の花火が夜空にパッと開くのに対して、水中花火は海面で光が広がるので、花火の光が海面に反射しながら独特の輝きを放つ、ほかの花火大会ではなかなか見られない光景が楽しめます。

さらに宮島は周りを海と山に囲まれた地形なので、花火の爆発音が海面や山肌、島内の建物に反響して、音の余韻が長く続くという音響面での特別な体験もできるんです。

こうした視覚と聴覚の両方で味わえる唯一無二の体験こそが、宮島の花火大会が多くの人を惹きつける理由になっています。

大鳥居と花火が重なる絶景ポイント

宮島の花火大会のもうひとつの大きな魅力は、世界遺産・嚴島神社の大鳥居と花火が重なって見える光景です。

海上から打ち上げられる花火が、夜空に浮かぶように見える大鳥居のシルエットと重なることで、ほかの花火大会ではなかなか再現できない、写真映えする幻想的な景色が生まれます。

ただ、嚴島神社の境内は安全確保のため花火大会当日は観覧エリアとして使えないので、大鳥居と花火が重なる景色は、指定された観覧エリアや有料観覧席、または周辺の高台や対岸エリアから眺めることになります。

ベストな撮影スポットは年によって会場レイアウトが変わる可能性があるので、開催が発表された後に公式サイトで案内される観覧エリアの情報をチェックしておくのがおすすめです。

観覧席(チケット)の仕組み

2025年の厳島水中花火大会では、観覧席はすべて有料になり、事前にチケットを購入する仕組みが取られました。

これは従来の宮島水中花火大会が基本的に無料で自由に観覧できていたスタイルから大きく変わった点で、安全に観覧できる人数を管理しながら大会を運営するための仕組みとして導入されています。

チケットは個人協賛席として、コンビニのイベント予約サービスを通じて販売される形が取られていて、販売開始後は早い段階で売り切れることも想定されます。

2026年についても同じような有料観覧席方式が採用される可能性がありますが、詳しい仕組みは公式サイトでの発表を確認する必要があるので、開催発表後はチケット情報も合わせて早めにチェックしておきましょう。

宮島の花火大会に関するよくある誤情報・注意点

「宮島水中花火大会」復活という誤情報に注意

一般社団法人宮島観光協会の公式サイトでは、約50年続いた「宮島水中花火大会」は2019年の開催を最後に終了していて、再開の予定はないとはっきりアナウンスされています。

それなのに、ネット上では「宮島水中花火大会が再開する」といった誤情報が広まっているケースがあり、宮島観光協会もこの点について注意を呼びかけています。

今開催されているのは、別の実行委員会が運営する「厳島水中花火大会」であって、名前も運営する主体も違う新しいイベントだということを、ぜひ正しく理解しておいてくださいね。

宮島の花火大会について調べるときは、「宮島水中花火大会」と「厳島水中花火大会」のどちらの情報なのかをきちんと区別して、できるだけ公式発表元の情報を確認するように心がけましょう。

荒天時・中止時の対応

厳島水中花火大会では、小雨くらいなら決行とされる一方で、強風・雷・台風などの荒天や地震、公共交通機関の大規模な乱れなど、安全の確保が難しいと判断された場合には中止になる可能性があります。

過去の運営方針では、中止になった場合は延期しないとされていて、荒天で中止が決まると、その年の開催自体がなくなってしまうので注意が必要です。

そのため、開催が発表された後も、当日が近づくにつれて天気予報や公式サイトの最新告知をこまめにチェックしておくのが大切です。

特に遠方から訪れる予定がある方は、当日の天気によって予定が大きく変わる可能性があることを頭に入れておいて、無理のないスケジュールを組んでおくと安心です。

神社境内では花火観覧ができない

嚴島神社は世界遺産で、宗教的・文化的にとても重要な場所なので、花火大会当日であっても境内は安全区域として扱われ、花火観覧はできない決まりになっています。

これは観光客の安全を守るためでもありますし、神聖な場所としての嚴島神社への敬意を保つための大事なルールでもあるので、訪れる際には必ず守るようにしましょう。

花火を観覧するときは、指定された観覧エリアや有料観覧席、周辺の許可されたスポットを利用するようにしてください。

宗教的・文化的に意義のある場所だということを踏まえて、マナーを守って観覧することが、この花火大会を将来にわたって続けていくためにもとても大切なポイントになります。

宮島の花火大会とあわせて楽しめる周辺の花火大会

広島みなと夢花火大会

宮島の花火大会の開催日程が合わないときや、もう少し気軽に花火を楽しみたいときには、広島市内で開催される「広島みなと夢花火大会」もあわせて検討してみるとよいでしょう。

こちらは広島市の港エリアを会場とする花火大会で、グランドプリンスホテル広島のように、高速船で宮島へもアクセスしやすい立地のホテルが、花火大会当日に合わせた専用プランを用意することもあります。

開催日程は年によって変わるので、最新の開催情報については主催者の公式サイトで確認するようにしてくださいね。

宮島と広島市内の花火大会を組み合わせれば、旅行の日程に幅を持たせることができますし、天候や混雑状況に応じて柔軟に予定を調整しやすくなるというメリットもあります。

広島県内の他の花火大会との位置づけ

厳島水中花火大会は、その歴史と世界遺産を背景にした唯一無二の演出から、広島県内でもとくに人気の高い花火大会のひとつとして位置づけられています。

広島県内には他にも地域ごとに特色のある花火大会がたくさん開催されていて、それぞれ打ち上げ数や会場の雰囲気、アクセスのしやすさなどが違います。

宮島の花火大会は離島という特性上、移動やチケットの仕組みなど他の花火大会とはちょっと違う準備が必要になるのが特徴です。

複数の花火大会を比べてみるときは、開催日程の重複や移動時間、チケットの有無といった条件も踏まえて、自分の旅行スタイルに合った大会を選んでみてくださいね。

まとめ|宮島の花火大会2026完全ガイド|厳島水中花火大会の歴史・開催情報・アクセスを徹底解説

  • 宮島の花火大会は1973年に始まった「宮島水中花火大会」が原点で、約50年続いた後、2019年の開催を最後に終了している
  • 2019年の終了後、新たな実行委員会により「厳島水中花火大会」という名前で2025年に約6年ぶりに本格復活した
  • 2025年の大会は2025年10月18日(土)に開催され、約2,500発の花火が宮島沖で打ち上げられた
  • 2026年6月時点では、厳島水中花火大会の2026年開催日程は公式に発表されていない
  • ネット上の2026年の具体的な日付情報は推測や未確認情報の可能性があるので、公式サイトの発表を必ず確認する必要がある
  • 会場へのアクセスはJR・広電「宮島口駅」からフェリーで宮島へ渡る方法が基本で、当日はかなり混雑する
  • 宮島は本州と陸路でつながっていない島なので、車を利用する場合も最終的にはフェリーへの乗り換えが必要になる
  • 観覧席は2025年大会では全席有料の事前購入制で、コンビニのイベント予約サービスを通じて販売された
  • 「宮島水中花火大会」が復活するという情報は誤情報で、現在開催されているのは別主体による「厳島水中花火大会」である
  • 荒天時は中止になる可能性があり、中止の場合は延期されないので、当日まで公式情報をこまめにチェックすることが大切