
ここでは「富士山のナンバープレートは何県」という疑問に対して、徹底的に解説していく。普段何気なく目にするご当地ナンバーだが、意外とその背景や制度を深く理解している人は少ないのではないだろうか。
本記事では、富士山に関わるナンバープレートの実状や制度の仕組み、さらには周辺地域の面白情報まで網羅的に紹介し、あなたの「あれ、富士山のナンバープレートってどこの県なんだっけ?」という疑問を一気に解消する。
しかも、せっかく調べるなら豆知識や観光情報も知りたいところ。この記事を読めば、富士山のナンバープレートは何県なのかが明らかになるだけでなく、周辺ドライブに行きたくなること間違いなしだ。
第1章: 富士山のご当地ナンバーってなに?
1-1. ご当地ナンバー制度の概要
まずは「ご当地ナンバー」そのものについて簡単におさらいしよう。ご当地ナンバーとは、地域振興や観光PRなどを目的として国土交通省が特別に認可したナンバープレートのことだ。通常のナンバーは「品川」「横浜」「名古屋」といった運輸支局や自動車検査登録事務所の所在地名が表記される。しかし、ご当地ナンバーでは「○○ナンバー」として地名ではなくブランド名や観光地名が表記される場合がある。
例えば「富士山ナンバー」や「湘南ナンバー」「つくばナンバー」などが代表例だ。これらは地元の希望・要望を受けて導入されるケースが多い。通常のナンバーと比べると、目立つし、話の種にもなる。車への愛着が深まるかもしれないし、「通だね」と思わせる効果も期待できる――かどうかは個人差があるが、少なくとも一つのステータスになることは確かだ。
ご当地ナンバーの制度は2006年に始まり、以後、全国各地で導入が進んできた。もちろん全ての地域で認められるわけではなく、一定の要件を満たす必要がある。
- 対象地域の人口規模
- 希望する地名の知名度
- 住民の一定以上の支持
- 観光地としてのブランド価値
などなど、いくつものハードルをクリアしなければならない。富士山ナンバーは、その中でも早期に導入が実現したご当地ナンバーの一つであり、非常に人気が高い。
1-2. 富士山ナンバーの誕生ストーリー
そもそも富士山ナンバーが登場したのは2008年(平成20年)である。当時、静岡県側と山梨県側が共同で国土交通省に導入申請を行い、無事に認可された。なんといっても「富士山」というネーミングは日本のみならず世界でも知名度抜群で、世界文化遺産にも登録されていることから、そのブランド力は計り知れない。自動車における地域振興策としても効果抜群のはずだ。
しかし、富士山は静岡県と山梨県にまたがっているため、一筋縄ではいかなかった。どちらか一方だけが申請していたら「富士山といえばうちの県だ!」なんて大人げないケンカが起きたかもしれない。幸い両県が仲良く(?)共同で申請したことで、「それならいいじゃないの」とあっさり国土交通省から許可がおりたわけだ。ここらへんは日本トップクラスの“お山”の面目躍如といったところかもしれない。
第2章: 富士山のナンバープレートは何県?静岡県か山梨県か
2-1. 富士山ナンバーの対象地域
本題である「富士山のナンバープレートは何県」という疑問に正面から向き合おう。実は結論としては、「静岡県と山梨県の両方」にまたがっている。富士山ナンバーは静岡県側の特定地域と山梨県側の特定地域が対象となっており、どちらか片方だけが使っているわけではないのだ。
静岡県側の対象地域
- 富士宮市
- 富士市
- 沼津市(旧戸田村域を除く)
- 裾野市
- 駿東郡(清水町・長泉町・小山町)
山梨県側の対象地域
- 富士吉田市
- 都留市
- 南都留郡(忍野村・山中湖村・鳴沢村・富士河口湖町・西桂町・道志村)
- 北都留郡(上野原市に編入された地域を除くが、そもそも富士山ナンバーエリアではない)
ざっくり言えば、富士山周辺の主要な自治体が対象だと思ってくれればいい。逆に言うと、同じ静岡県でも浜松市や静岡市といった地域では富士山ナンバーは取得できない(当たり前だが)。また山梨県でも甲府市や甲州市などは富士山ナンバーのエリア外だ。
2-2. なぜ静岡と山梨で分かれるのか
前述の通り、富士山は静岡県と山梨県にまたがって存在する世界的に有名な山だ。標高は3,776mで、日本最高峰。登山ルートのメインとしては「吉田口(山梨側)」と「富士宮口(静岡側)」が特に知られており、それ以外にも須走口や御殿場口など複数の登山口を持つ。
これだけ広大な山域を共有している以上、富士山ナンバーは両県が協力して導入したほうが自然だ。観光資源としても利害が一致するし、ナンバープレートに富士山のイラストなどを配した「図柄入りナンバー」が出てからは、さらに地域色が強まり、住民にも観光客にも喜ばれている。
「富士山は静岡のものだ!」「いや山梨のものだ!」という“仁義なき戦い”を各所で耳にすることもあるが、どうせなら皆仲良く盛り上げようじゃないか、というわけである。めでたしめでたし。
2-3. 車の登録上の県名との関係
ここで勘違いしがちなのが、「富士山ナンバーにすれば登録上の都道府県が“富士山県”になるの?」という点だ。そんな県名は存在しないので、当然ながら登録上はそれぞれの居住地がある静岡県または山梨県になる。
つまり、あなたがもし富士市在住で富士山ナンバーを取得していても、車検証の「使用の本拠の位置」(いわゆる住所)には「静岡県富士市~」と記載される。山梨県富士吉田市なら「山梨県富士吉田市~」である。
富士山ナンバーはあくまで「プレート表記としてのご当地名」であり、戸籍や住民票のように県名が変わるわけではないので安心(?)してほしい。
第3章: 富士山ナンバーの取得方法とメリット
3-1. ご当地ナンバーを取得するための条件
「富士山のナンバープレートは何県なのかは分かった。じゃあ実際に自分は取得できるの?」と気になりだしたあなたのために、具体的な手続きについて解説しておこう。ご当地ナンバーを取得するためには、以下の条件を満たす必要がある。
- 対象地域に住所(使用の本拠)を持っていること
- 先述した通り、富士宮市や富士吉田市など、富士山ナンバーエリアに居住もしくは事業所を持っている場合
- 普通車または小型車であること
- 大型車や事業用車両(緑ナンバー)は別ルールの場合もあるので要注意
- 移転登録・変更登録などのタイミング
- すでに車を持っている場合でも、ナンバー変更(希望ナンバー含む)が可能な手続きのタイミングであれば申請ができる
新規登録でも中古車の名義変更でも、対象地域に使用の本拠があるなら「富士山ナンバー」を選択できるというわけだ。免許の書き換えとは別なので、車検証上の住所を変えればOK。
3-2. 具体的な手続きの流れ
富士山ナンバーを取得するときの手続きの流れを、大まかにまとめると下記のようになる。
- 車の登録種別を確認する
- 新車登録か中古車の移転登録か、あるいは住所変更の変更登録か。これにより必要書類が多少変わる。
- 対象地域の運輸支局で手続きを行う
- 静岡側か山梨側かで運輸支局が異なる。
- 例:静岡陸運局 富士支局、山梨陸運局など
- 希望ナンバーを選ぶ場合は事前申し込み
- 希望番号がある場合はインターネットや窓口で申し込み。事前予約が必要なケースが多い。
- 申請書類の記入・必要書類の提出
- 車検証や住民票、印鑑証明など状況によって変わる。
- ナンバープレートの受け取り・交換
- 受け取り時に古いナンバープレートを返納し、新しい富士山ナンバーを取り付ける。
意外と簡単で拍子抜けするかもしれない。といっても平日に陸運局へ出向かなければならないので、会社を休む必要があるかもしれないのがちょっと面倒。そこはご当地ナンバーをゲットするための“試練”と思ってがんばろう。
3-3. 富士山ナンバーを取得するメリットと評判
富士山ナンバーを取得すると、どんな良いことがあるのか。主なメリットを挙げてみる。
- 話のネタになる
「富士山ナンバーなんだ!」と言うと、大抵「え、すごいね!」とか「富士山好きなの?」などと反応が返ってくる。初対面の人との会話も弾むかもしれない。 - 地域への愛着が深まる
自分の住む地域名を冠していると、なんとなく誇らしい気持ちになる。富士山は全国的に有名だから、なおさらかっこいい。 - 観光地での注目度アップ
富士山周辺以外へドライブに行くと、「わー富士山ナンバーだ!」と注目を浴びる(かもしれない)。ご当地ナンバー好きの人から声をかけられることも。 - 図柄入りナンバーで一層華やかに
図柄入りの富士山ナンバーを選ぶと、プレートに富士山のシルエットが入る。より一層ご当地感が増すので、車への愛着が高まることうけあいだ。
一方で、「別に車のナンバーにこだわりはない」「静岡とか山梨とか関係なく全国同じでいい」という人には魅力を感じないかもしれないので、そこはお好み次第だ。また、「取得してみたけれど特に周りの反応はなかった」という声もあるので、過度な期待は禁物である。
第4章: 富士山と周辺地域の魅力
「富士山のナンバープレートは何県」の疑問に答えつつ、せっかくなので富士山周辺の観光スポットやドライブコースも紹介しておこう。車を持っているのなら、富士山がばっちり見える絶景ポイントへ繰り出さない手はない。特に、静岡側と山梨側では微妙に風景や観光資源が違うので、両方体験してみると面白い。
4-1. 静岡県側から見る富士山と観光スポット
富士宮市周辺
- 富士山本宮浅間大社: 全国に点在する浅間神社の総本宮。湧玉池(わくたまいけ)が湧き水パワー全開。
- 白糸の滝: 幅広く落ちる滝が圧巻。マイナスイオンを浴びてリフレッシュ!
- 富士宮やきそば: B-1グランプリでも有名。コシのある麺と肉かすがアクセント。
富士市・沼津市周辺
- 富士山こどもの国: アウトドア施設が充実していてファミリーにおすすめ。
- 駿河湾沼津SA: 新東名高速道路上にあり、富士山ビューが爽快。グルメも充実している。
- 沼津港: 海鮮丼やお寿司が美味い。富士山とは直接関係ないが、新鮮な魚が楽しめる。
4-2. 山梨県側から見る富士山と観光スポット
富士吉田市周辺
- 新倉山浅間公園(忠霊塔): 富士山と五重塔のコラボレーションで有名。外国人観光客にも大人気の撮影スポットだ。
- 富士急ハイランド: 絶叫系アトラクションの宝庫。富士山を眺めながら絶叫できる(なんだそりゃ)。
- 吉田うどん: コシが超強い。地元民は「硬いほど美味い」と豪語する。好みが分かれるが、一度は挑戦すべし。
富士河口湖町周辺
- 河口湖: 富士山とのコントラストが絵はがきのような絶景。季節によって花火大会やライトアップも。
- 大石公園: 四季折々の花畑と富士山のセットが映える。インスタ映え間違いなし。
- 鳴沢氷穴: 樹海の神秘を体感できる人気スポット。夏でもひんやり涼しい。
4-3. ドライブ・ツーリング好き必見のルート紹介
富士山周辺はドライブコースとしても最高峰。特におすすめなのが「富士山一周ルート」。時間とガソリンに余裕があれば、静岡県側と山梨県側をぐるっと回ってみよう。
- 富士スカイライン(静岡県側): 標高が高いところを走るので、夏でも涼しい。
- 芦ノ湖スカイライン(神奈川県側少し寄り道): 富士山の眺望も美しく、箱根と合わせて楽しめる。
- 富士スバルライン(山梨県側): 富士山五合目まで自動車で登れる。天気が良ければ絶景。
- 西湖・精進湖・本栖湖周辺: 富士五湖巡りを堪能。湖越しに見る富士山は風情あり。
ただし、冬場は雪が積もってチェーン規制や通行止めがある場合も多い。天候や道路状況を事前にチェックして、安全第一で走ろう。
第5章: 富士山ナンバーにまつわる雑学Q&A
ここでは「知っているとちょっと自慢できる」富士山ナンバーにまつわる雑学をQ&A形式で紹介する。
5-1. 富士山ナンバーのデザインに特徴はある?
通常のご当地ナンバーの場合、文字表記だけが変わることが多いが、最近では「図柄入りナンバー」も人気だ。富士山ナンバーの図柄入りプレートには、富士山の美しいシルエットが背景に描かれており、まさに“ご当地感”が満載である。
交付手数料は通常のプレートより高めだが、収益の一部が地域振興に使われることも多い。愛車を華やかにしつつ、地域貢献にもなるという嬉しい仕組みだ。
5-2. ご当地ナンバーは富士山だけじゃない
日本全国には富士山ナンバー以外にも多数のご当地ナンバーがある。例えば、「伊勢志摩」「飛騨」「湘南」「北九州」「会津」などなど。全国をドライブしていると、いろんなご当地ナンバーを見かけて楽しい。「あ、この車は○○県から来たんだな」とわかるので、旅先で偶然に同郷のナンバーを見つけるとちょっと嬉しくなるのは筆者だけだろうか。
さらに、最近では「石見(いわみ)ナンバー」や「奄美ナンバー」など、新たに追加されるケースもある。将来的には「あなたの街」の名前が入ったご当地ナンバーが誕生するかもしれない。
5-3. 海外から見た富士山ブランド
富士山は海外でも非常に有名で、外国人観光客からは“MOUNT FUJI”として親しまれている。SNSでは「#MountFuji」のハッシュタグが溢れ、世界中から絶賛の声が寄せられている。おかげで、富士山ナンバーをつけた車を見た外国人観光客が「Wow! Mount Fuji number plate!」と興奮して写真を撮るケースもあるとかないとか。
こうした世界的な知名度こそ、富士山ナンバーが“ご当地ナンバー界のトップスター”たる所以だと言えよう。
第6章: 富士山ナンバー取得にまつわる注意点
6-1. コストや手間はかかる?
富士山ナンバーを取得する際のコストは、一般的なナンバー交付手数料に数千円プラスされた程度。図柄入りの場合はさらに上乗せされる。ただし、それはあくまで交付手数料であって、何十万もかかるわけではない。
手続きには陸運局へ出向く必要があり、仕事を休むか代行を依頼する必要がある。代行業者を使う場合は、その分の手数料がさらにかかる。なので、自分で行けるなら自力で手続きしたほうが安上がりだ。
6-2. 自動車保険や税金への影響
「富士山ナンバーにしたら保険料が安くなるの?」とか「自動車税が変わる?」なんて淡い期待を抱く人もいるが、残念ながらそのようなメリットはない。自動車保険や税金は、あくまで車種や排気量、使用目的、そして住所(県)で決まる。ナンバープレートの地名表記を変えたところで、保険会社は富士山を見て喜んではくれない。
ただし、納税通知書は居住地の自治体から送られてくるので、あくまであなたの住民票がある県や市町村での課税となる。富士山ナンバーだからといって静岡県や山梨県に税金を納めるわけではないのでご安心を。
6-3. 車検や名義変更との関係
車検や名義変更の手続きでは、新しい車検証が発行されるため、住所や使用の本拠地が富士山ナンバーエリアなら、そのタイミングで富士山ナンバーに変更することが可能だ。逆に言えば、車検の時期に合わせて住所を移してしまえば、一度に手続きが完結して楽ちんである。
ただし、何度も繰り返すが、富士山ナンバーを選べるかどうかはあくまで住所が対象地域かどうかにかかっている。「気に入ったから富士山ナンバーにしたいので、住民票だけ移そう!」などと考える人もいるかもしれないが、実際に住んでいないのに住民票を移すと別の法律に抵触する可能性があるので要注意(筆者は法律家ではないので詳しくは言及しないが、グレーというかアウトというか)。
正々堂々と富士山の麓で暮らしている人が堂々と取得するのが一番だ。
第7章: 富士山ナンバーをめぐる今後の展望
7-1. 観光振興とナンバーの関係
ご当地ナンバーは、単なる自己満足のアイテムではなく、観光客の誘致や地域のブランディングにも一役買っている。富士山ナンバーをつけた車で地域を訪れてくれれば、地元の人も「同じ富士山仲間だ!」と声をかけやすくなる(かも)。
自治体としても、富士山の知名度を最大限に活用して観光PRを推進するため、「富士山ナンバーイベント」などを企画することがある。例えば、富士山周辺の道の駅や商業施設で富士山ナンバー車向け優待キャンペーンをやったり、SNS投稿キャンペーンを展開したり。これによって地域振興につなげる目論見だ。
7-2. デジタルナンバーや特殊ナンバーの可能性
近年、デジタルナンバーやLEDナンバーの実証実験が行われるなど、自動車のナンバープレートにまつわるテクノロジーも進歩してきた。もし将来的に本格導入されたら、富士山ナンバーにもデジタル表示で「Mt.Fuji」なんて英字が出てくるかもしれない。
ナンバープレートが情報発信の場として使われる未来も近いかもしれない。一方で、あまり派手すぎると周囲のドライバーを惑わす危険もあるので、慎重な検討が必要だろう。
7-3. 富士山ナンバーから見る地域ブランディングの課題
富士山ほどの知名度を持つ観光資源がある地域は稀だ。だが、どんなに有名な観光地でも、訪れる人が減れば経済的ダメージは大きい。ご当地ナンバーはブランディングの一環に過ぎないが、こうした取り組みがきっかけで地域活性化に繋がる可能性があるなら、自治体としても活用しない手はない。
一方で、「ナンバーを導入して終わり」ではなく、そこから先の連携策やキャンペーンが重要だ。実際に富士山ナンバーが導入されて十数年が経つが、今後も継続的に工夫を凝らしていかなければ、「結局一時のブームで終わったね」と言われかねない。
自治体と住民、そして観光客が一体となって盛り上げることで、富士山ナンバーはますます活きるはずだ。
まとめ: 富士山のナンバープレートは何県かを総括
ここまで長々とお伝えしてきたが、最終的に「富士山のナンバープレートは何県」なのか、簡潔にまとめる。
- 富士山ナンバーは静岡県と山梨県にまたがる
- 静岡側(富士宮市、富士市、沼津市の一部など)と山梨側(富士吉田市、富士河口湖町など)の対象地域で取得できる。
- 登録上の住所は依然としてそれぞれの県名
- 「富士山県」などは存在しないので、あくまで静岡県または山梨県の運輸支局で登録を行う。
- 取得には対象地域に居住(使用の本拠)していることが必須
- 条件さえ満たせば誰でも富士山ナンバーを選べる。
- 観光PRや地域ブランディングとしても大きな役割
- 富士山のブランド力を利用して、地域活性化を図る狙いがある。
以上である。
もしあなたが富士山周辺に住んでいる、もしくはこれから引っ越すという人なら、ぜひ富士山ナンバーを検討してみるのも面白い。車にまつわる手続きはちょっと面倒だが、それが唯一無二のナンバープレートを得るための道のりと思えば、富士山頂へ登るよりはずっと楽かもしれない。「富士山が見える街に住んでいるんだ!」という誇りも胸に、ぜひ素敵なカーライフを送ってほしい。