愛媛県四国中央市で毎年夏の訪れを告げる「かわのえ夏まつり花火大会」。通称「川之江花火大会」として地元で親しまれ、例年約2万5000人が訪れる県内屈指の人気イベントです。
2026年は7月18日(土)に迫っています。 「見たいけど混雑が心配…」「小さな子どもと一緒でも落ち着いて見られる場所はないか」「トイレはちゃんとあるの?」——そんな悩みに答えるため、この記事では最新の開催情報とあわせて、誰と行くかで選び方が変わる穴場スポットを、トイレの有無や具体的な帰り方まで含めて掘り下げて紹介します。出発前の移動時間でサクッと読むだけで、当日の計画がバッチリ決まる内容です。
1. 川之江花火大会2026の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | かわのえ夏まつり花火大会(川之江花火大会) |
| 開催日 | 2026年7月18日(土)※今週末 |
| 打ち上げ時間 | 20:00〜20:45(約45分間) |
| 荒天時 | 翌日19日、翌々日20日に順延(当日16時に市内放送で案内) |
| 打ち上げ数 | 約3,000〜3,500発(主催者発表は約3,000発。花火大会情報メディアでは約3,500発とする表記もあり、情報源により差異があります) |
| 会場 | 愛媛県四国中央市川之江町4106番地地先 川之江港(防波堤) |
| 例年の人出 | 約2万5,000人 |
| 有料席 | なし(全域が無料観覧エリア) |
| 主催・問い合わせ | 四国中央市川之江観光協会(0896-77-5003)/四国中央市役所まちおこし課(0896-28-6187) |
川之江花火大会は、かつて「お伊勢まつり」で打ち上げられていた花火を起源に持つ、愛媛県内でも特に早い時期に開催される花火大会です。スターマインや尺玉、水中花火、そして誰かへの想いを乗せた「メッセージ花火」など、2部構成のプログラムが特徴。川之江港から燵灘(ひうちなだ)の夜空に打ち上がる花火と、背景にそびえる川之江城とのコラボレーションは、写真愛好家にも人気の光景です。
※日程・打ち上げ数は主催者の発表により変更される場合があります。お出かけ前に公式情報を必ずご確認ください。
2. 会場の特徴と混雑の傾向
川之江花火大会の穴場を探すうえで、まず押さえておきたいのが会場そのものの立地特性です。
- 会場周辺は高層建築物が少なく、港沿いに開けた空間が広がっているため、有料観覧席がなくても比較的広範囲で花火が見えるのが最大の特徴です。
- 一方で、来場者の大半はJR川之江駅周辺やメイン会場の防波堤付近に集中するため、開催時刻が近づくほど中心部の混雑は激しくなります。
- 逆に言えば、駅や会場からやや離れたエリアを選ぶだけで、体感的な混雑度は大きく下がります。
ただし「混雑を避けられる=誰にでもおすすめ」ではありません。子連れなら段差やトイレの有無、カップルなら雰囲気や静けさなど、誰と行くかによって最適な穴場は変わります。次章ではその視点でスポットを整理しました。
3. 穴場スポット比較表&厳選5選
まずは全体像をひと目で確認できる比較表です。気になるスポット名をタップすると、その詳細まで移動できます。会場からの距離は目安としてご参照ください(現地の状況により変動する場合があります)。
| スポット名 | カップル | 子連れ | トイレ | 会場からの距離(目安) |
|---|---|---|---|---|
| ① 城山公園 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | あり | 約1〜1.5km(徒歩15分前後) |
| ② 浜公園こども広場 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | あり | 約500〜600m(徒歩7分前後) |
| ③ 川之江港周辺の沿岸部 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 仮設のみ | 約500m前後(徒歩7分前後) |
| ④ 余木崎海水浴場周辺 | ★★★★★ | ★★★★☆ | あり(条件付) | 約4〜5km(車10分前後) |
| ⑤ 川之江にぎわい広場 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | あり | 駅からすぐ |
① 城山公園(しろやまこうえん)
- おすすめ度:カップル ★★★★★/子連れ ★★☆☆☆
- 会場からの距離:約1〜1.5km(徒歩15分前後、目安)
- トイレ:公園内に設置あり(夜間は照明が限られるため、明るいうちの場所確認がおすすめ)
- 特徴:市の公式情報でも「標高62メートルの小高い山」と紹介される高台に位置し、市街地や燵灘を一望できます。花火全体を俯瞰できる、いわば「特等席」的な穴場です。川之江城とセットで花火を撮影したい人にも人気があります。
- メリット:見晴らしがよく、会場の喧騒から離れて落ち着いて鑑賞できる。
- 注意点:高台までの道のりに坂や階段があり、ベビーカーや小さな子ども連れには不向きです。夜道になるため、懐中電灯やスマホライトを用意し、公共交通機関の利用がおすすめです。人気スポットのため多少の混雑は覚悟しましょう。
② 浜公園こども広場(川之江城ふもとエリア)
- おすすめ度:カップル ★★★☆☆/子連れ ★★★★★
- 会場からの距離:約500〜600m(徒歩7分前後、目安。花火会場と同じ「川之江町」内の隣接区画に位置します)
- トイレ:公園内に設置あり(オムツ替え台つきで小さな子ども連れでも利用しやすい)
- 特徴:瀬戸内海に面した子ども向け広場で、平坦で歩きやすいのが最大の強み。会場に比較的近いながら混雑が集中しにくく、近距離型の穴場として迫力と快適さのバランスが良いスポットです。
- メリット:段差が少なくベビーカーでも移動しやすい。遊具やバスケットコートもあるため、花火が始まるまでの待ち時間も子どもを飽きさせません。
- 注意点:地元でも知られたスポットのため早めの場所取りが安心。周辺は交通規制がかかるため車での来場には不向きです。
③ 川之江港周辺の沿岸部(防波堤から少し外れたエリア)
- おすすめ度:カップル ★★★★☆/子連れ ★★★☆☆
- 会場からの距離:約500m前後(徒歩7分前後、目安)
- トイレ:会場公式の仮設トイレが最寄り(数に限りがあるため早め利用推奨)
- 特徴:打ち上げ場所である防波堤から少し離れた港沿いは、視界を遮るものがなく花火をきれいに見られる隠れたスポットです。
- メリット:メイン会場ほどの人混みにならず、海風を感じながら鑑賞できる。
- 注意点:交通規制の影響を受けやすいため、徒歩または公共交通機関での来場が基本です。仮設トイレはメイン会場に集中しやすいため、事前に済ませておくと安心です。
④ 余木崎(よぎさき)海水浴場周辺|あえて県境を越える裏ワザ
- おすすめ度:カップル ★★★★★/子連れ ★★★★☆
- 会場からの距離:約4〜5km(車で約10分前後、目安)
- トイレ:水洗トイレ・シャワー室が無料で完備(利用できるのは海開き期間中のみ。四国中央市観光協会公式サイトによると設置は確実ですが、期間は年により変動します)
- 特徴:会場から見て香川県観音寺市との県境に位置する海水浴場です(四国中央市観光協会公式サイトで確認済み)。視界を遮る建物がほとんどなく、遠距離型の代表的な穴場です。県境をまたぐ立地ゆえにメイン会場の人の流れから完全に外れるのが最大の強みです。
- メリット:混雑をほぼ気にせず、レジャーシートを広げてゆったり鑑賞できる。海開き期間(例年7月中旬〜8月中旬)と花火大会の時期が重なるため、無料の水洗トイレやシャワーが使える可能性が高いのも子連れにうれしいポイントです。無料駐車場も約50台分あります(公式情報)。
- 注意点:打ち上げ場所から距離があるため、音や迫力はメイン会場に比べて控えめ。夜間は暗く車の通行もあるため、懐中電灯や反射材があると安心です。飲食施設はないため、近くの道の駅「とよはま」(香川県側)や事前調達を活用しましょう。海開きの開設期間は、四国中央市観光協会の公式サイトまたは市役所まちおこし課(0896-28-6187)に事前に問い合わせておくと確実です。
⑤ 川之江にぎわい広場|待機・休憩を兼ねた家族向けスポット
- おすすめ度:カップル ★★☆☆☆/子連れ ★★★★★
- 会場からの距離:JR川之江駅からすぐ(会場までは徒歩約10〜15分の途中)
- トイレ:あり(四国中央市公式ページの利用規約に屋外トイレの記載があり、設置を確認済み)
- 特徴:芝生広場とステージを備えた市の施設で、ベンチもあり小さな子ども連れでも過ごしやすいのが特徴です。花火そのものの迫力ある鑑賞スポットというよりは、開始前の待機や、終了後に混雑をやり過ごす休憩地点として活用するのがおすすめです。
- メリット:駅に近く、トイレ・ベンチが整っているため、小さな子どもの休憩やぐずり対策に最適。
- 注意点:花火やバーベキューなどの火気使用は市の規則で禁止されています。周辺の建物により花火そのものの見え方は角度によって左右されるため、鑑賞メインというより「拠点」として使うのが現実的です。
豆知識:以前は会場近くの商業施設「フジグラン川之江」屋上からの鑑賞が穴場として知られていましたが、同施設は2024年4月30日に閉店しています。跡地は2027年春に新商業施設「ゆめタウン四国中央(仮称)」としてオープン予定ですが、2026年時点では施設として利用できないため、屋上からの鑑賞スポットとしては現在おすすめできません。古い情報を参考にする際はご注意ください。
4. 駐車場とアクセス、交通規制の詳細
アクセス方法
- 電車:JR予讃線「川之江駅」下車、会場まで徒歩約10〜15分
- 車:松山自動車道「三島川之江IC」から県道333号線・国道11号線経由で約10分
駐車場情報
四国中央市観光協会の公式情報によると、会場周辺には臨時駐車場が約400台分用意されます(係員が誘導)。このほか、以下の周辺施設にも駐車スペースが確保される場合があります(年により台数・場所は変動するため最新情報を要確認)。
- 城山下駐車場
- 宇摩自動車教習所
- 川之江体育館
- 川之江小学校
係員の誘導があるので、指示に従って駐車しましょう。道路への路上駐車は厳禁です。
交通規制
例年、19:00〜22:00の時間帯で会場周辺の県道川之江港線、臨港道路川之江ふ頭線などが交通規制の対象となります。車での来場を考えている場合は、規制が始まる前の早い時間帯に到着しておくのが賢明です。穴場スポットを狙う場合でも、遠距離型(余木崎海水浴場周辺など)以外は基本的に徒歩・公共交通機関の利用が推奨されます。
5. 帰りの混雑を本気で避けるための具体策
「タイミングをずらせば混雑を避けられる」とはよく言われますが、具体的にどう動けばいいのか迷う方も多いはずです。以下の3パターンを試してみてください。
- フィナーレの10分前に移動を開始する:最後のスターマインが始まる直前は、まだ多くの人が観覧を続けています。この隙にゆっくり歩き出せば、駅や交通規制ゲートの混雑ピークを回避しやすくなります(フィナーレを見逃したくない場合は、移動しながら振り返って鑑賞するのも一手です)。
- 終了後1時間は現地周辺で過ごす:川之江にぎわい広場や周辺の飲食店で軽く休憩し、駅前の人波が落ち着くのを待ってから移動する方法です。子連れの場合は特に、無理に人混みへ突入しないほうが安全です。
- 穴場スポットからは会場と逆方向へ歩く:余木崎海水浴場や城山公園などの穴場は、そもそも会場の人の流れと合流しにくい立地です。帰路も駅方面ではなく、駐車した場所や別ルートへ向かうことで、結果的に渋滞や行列を避けやすくなります。
6. 穴場で花火を楽しむための持ち物・準備
- レジャーシート・簡易チェア:穴場スポットの多くは公式の観覧エリアではないため、地面に直接座れる準備をしておくと快適です。
- 懐中電灯・スマホライト:高台や港沿いのスポットは夜間かなり暗くなります。足元の安全確保のために必須です。
- 虫除けスプレー:海沿いや公園、高台は蚊が多い時期でもあるため対策を。
- モバイルバッテリー:写真・動画撮影や地図アプリの利用で消耗しやすいので用意しておくと安心です。
- 飲み物・軽食:穴場スポット周辺には屋台がない場合が多いため、事前にコンビニなどで調達しておきましょう。
- トイレットペーパー・ウェットティッシュ:仮設トイレは紙が切れていることもあるため念のため持参すると安心です。
7. よくある質問(Q&A)
Q. 有料観覧席はありますか?
A. 川之江花火大会には有料席は設けられていません。会場周辺のどこからでも無料で鑑賞可能です。
Q. 穴場スポットからでも花火の迫力は感じられますか?
A. 会場から500m〜1.5km程度の近距離型スポット(城山公園、浜公園こども広場など)であれば十分な迫力を感じられます。余木崎海水浴場のような遠距離型は、迫力よりも「静けさ」「ゆったり感」を優先したい方向けです。
Q. 子連れでも安心して行ける穴場はどこですか?
A. 段差が少なく歩きやすい「浜公園こども広場」や、トイレ・ベンチが整った「川之江にぎわい広場」(休憩拠点として)がおすすめです。城山公園は坂道があるため、ベビーカーでの利用には不向きです。余木崎海水浴場は設備が整っていますが、トイレ・シャワーが使えるのは海開き期間中に限られるため、四国中央市観光協会の公式サイトで当日その期間に入っているかを事前に確認しておきましょう。
Q. 雨天の場合はどうなりますか?
A. 荒天時は翌日7月19日、さらに翌々日7月20日に順延される予定です。当日16時に市内放送で案内される見込みですので、直前は公式SNSや観光協会の情報をこまめに確認しましょう。
8. まとめ
川之江花火大会は、有料席がなく会場周辺のどこからでも花火を楽しめる、懐の深いイベントです。開催は今週末の7月18日(土)。混雑を避けたい方は、誰と行くかで穴場を選び分けるのがポイントです。
- 迫力を保ちながらロマンチックに楽しみたいカップルには「城山公園」
- 段差が少なく安心な「浜公園こども広場」は子連れに最適
- とにかく静かにゆったり楽しみたいなら、トイレ完備の「余木崎海水浴場」
- 開始前・終了後の休憩拠点には「川之江にぎわい広場」
家族や大切な人と一緒に、自分だけのお気に入りの鑑賞スポットで四国中央の夏を彩る花火を楽しんでください。
※当日の決行・順延のアナウンスは、「四国中央市観光協会 公式サイト」や観光協会の公式Instagramで発信されます。日程・会場・駐車場・交通規制・施設の営業状況などの詳細は、お出かけ前に必ず最新情報をご確認ください。特にスポットごとの距離・徒歩分数は目安であり、正確な数値は現地の看板や地図アプリでの確認をおすすめします。





